海外展開において最も大事なことは、「本当にその国に自社の求めるものがあるか」の見極めです。経営戦略、事業戦略上、 特定海外地域や国での販売や現地生産、日本市場への供給目的での生産設備保有等、海外戦略には様々な展開の可能性があります。
しかし、日本から見るその国の常識的な認識と実際の現実とのギャップや、表面からはなかなか見えてこない国ごとの様々な特徴から、実際に展開してみると現実とは全く正反対のケースも多々あるため、慎重な情報収集と戦略策定は不可欠です。
例えば、「安かろう悪かろう」が好まれる国で、同国製の競合品に比べ価格競争力のない高品質製品を売って成功することは難しいでしょう（実際過去15年に亘り中国だけでもどれだけこのパターンで日本企業が失敗してきたか枚挙に暇がありません）。
また、ただ単に低い賃金の労働力があれば製品が安く作れるものではなく、電気代、物流コスト、インセンティブ等との総合的バランスを見ることが重要で、なおかつインセンティブについても本当にその優位性と引き換えに背負う義務とのメリットやデメリットの見極めが大切です。 そして、最大のポイントは、現地パートナー選びでしょう。どんなに机上の理論上で成功確率が高くとも、現地パートナー次第で その事業が成功するかどうかが決まると言っても過言ではありません。当社では、様々なリスクを踏まえ、当該地域の実情を熟知した上で、貴社の強みのベクトルを合わせた的確な海外展開戦略の策定を支援いたします。

• インターネットからのお問い合わせ・御見積りのご依頼はこちらから
  
  
• お電話でのお問い合わせ・御見積りのご依頼はこちらから