代表者挨拶

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「品質力」「商品力」で他社と差別化できる時代は20世紀で終わった

かつて、メイドインジャパンの「高品質・高性能」は世界の企業にとって脅威でした。今でも、日本企業の品質力や商品力のレベルは、依然世界に誇るナンバーワンの実力だと思います。しかしながら、新興国を始め、世界中の企業が日本企業のシステムや文化を研究し追いつけ追い越せと努力した結果、その差は小さくなってきています。今やどの国のメーカーでも、消費者の満足度を満たす低燃費車や液晶テレビ等を作ることができ、先進的な新商品も一年後には追随する商品に埋没し、価格競争を余技なくされてしまいます。
品質や商品力で差別化できる時代は20世紀で終わりました。20世紀に培った「高品質・高性能(低価格)」というメイドインジャパンの強み=ブランド力を保てているとは言い難いでしょう。さらに、国際情勢の変化=「超円高時代の長期化」により、輸出型企業はもちろん、これからは日本国内だけで勝負している企業でさえ、どの産業も海外企業との厳しい競争に晒される時代に突入しています。
このような背景のもと、日本企業の得意な品質や性能では差が付かない時代が始まり、このままではますます事業継続困難、さらには事業撤退に追い込まれる日本企業が増え、日本経済は一層苦境に陥る可能性があります。困難な時代が幕を明けた、と危機感を抱く経営者は私だけではないでしょう。

少しでも多くの「オンリーワン企業」を創造することが日本経済の活気を取り戻す鍵

私は、これからの経営の鍵は、いかに「商品力プラスワン」を作り出せるかにあると考えています。差の付かない商品力を向上させることに経営資源を集中させていても21世紀に勝ち残ることは困難です。どのようにして他社にはない、自社だけの「プラスワン」を持つことができるかを真剣に今考える必要があります。
自社だけのプラスワンとは何か?それは、自社だけの強みを徹底的に意識した経営を行うことで、強みを市場にアピールし、独自性や自社にしか提供できない何かを持つことであり市場から見た、いわゆる「オンリーワン企業」になることだと考えています。


経営理念には、私が、大手総合商社で14年間にわたりトップ営業マンとして世界を相手に最先端のビジネスを行ってきた経験と、米国トップビジネススクール留学で感じた思い、そして独立後、大手中小顧客を問わず携わってきた経営コンサルティングを通じ肌で感じた現場感覚が込められています。
市場のニーズを意識した強みと企業ポテンシャルを一致させ、お客様の社員全員が、自分の日々の仕事、その一秒一秒が自社だけの強み作りに直結していると実感する企業活動体制を作り上げ、容易にマネのできないオンリーワンの企業ブランドをつくりあげること。ここに当社の強みがあります。
当社と一般的な経営コンサルティングとの違いは戦略立案がゴールではないということです。企業理念から組織作り、社員教育や商品開発、販売方法までのサポート、また商社時代とビジネススクール時代の幅広いネットワークを生かした欧米及び発展途上国への海外展開支援など、既に前社経営コンサルティングにて多数の実績があります。一方、オンリーワンブランディングにおいてITは欠かせないツールであり、こだわりのコーポレイトサイト制作をはじめWebを重視したブランディング構築力も強化しています。
世界のどの企業にも負けない、オンリーワンを目指すお手伝いをさせていただきたい。
アクシードの存在意義はそこにあります。

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